「METALLICA」とカリフォルニアワインの意外な関係

ワイン蔵TOKYOのブログ

小学校からの友人に連れられて、「メタリカ」のコンサートに行ってきました。メタリカという名前は聞いたことがありましたが、見たこともなければ、彼らの音楽も聴いたこともありません。熱狂的なファンの前で一人立ち尽くした2時間でした。
1981年に結成されたヘヴィメタル「メタリカ」はすっかりとおじさんになってしまったようですが、音楽はものすごくパワフルで、ファンの人達の気持ちが少しだけ分かったような気がします。彼らの拠点はサンフランシスコとの情報を得て、帰ってからカリフルニアワインと何らかの繋がりがあるのではないかとインターネットで調べてみました。
「ありました!」
やはり、彼らもカリフォルニアワインが好きなようです。それが証拠に彼らのオリジナルワイングラスがネットで売られていました。

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店長の渡部もヘヴィメタファンの一人でかつてはドラムを敲いていたそうです。見るからにドラムをやっていましたという体格ですが、ワインの知識にはお客様からも一目置かれています。
ワイン蔵●TOKYOにもヘヴィメタを連想させるワインがあります。エチケットに描かれた絵とはかけ離れ、真面目な作り手です。コストパフォーマンスも良く、是非、お試しいただきたいワインです。

ワイン蔵TOKYOのブログ マクナブリッジ モンスタージンファンデル

石田純一さんの結婚式@クロペガス  ~小泉元総理との意外な関係~

石田純一さんと東尾理子さんの結婚式がナパヴァレーのどこで行われるのか、いろんな噂が飛び回っていましたが、私の耳に入ってきたのは結婚式2日前のことでした。
アンテナを張っていたにもかかわらず、この情報を手にするのに時間がかかってしまったことを反省しております。
ナパヴァレーに足を運ぶと多くの方はまずオーパスワンやロバートモンダヴィを訪ねるのが通常のコースとなっていますが、実は私がはじめて訪ねたワイナリーは結婚式があったクロペガスでした。
奥様がMITSUKOさんという日本人でいらして、畑に奥様の名前を付けてしまうほどの愛妻家のオーナーにワイナリーの隅々まで案内していただいたのを今でもはっきりと覚えています。
2006年7月、当時小泉さん(元総理)がブッシュ大統領の招待で訪米し、エルビスプレスリー宅での晩餐会の後、小泉さんがプレスリーのサングラスをかけ、ほろ酔いでプレスリーの歌を披露したのは皆様の記憶にも残っていることと思います。
実はあの時に小泉さんが飲んだワインこそ、クロペガスのシャルドネでありました。
コストパフォーマンスも良く、ワイン蔵●TOKYOではクロペガスのソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、ピノノワール、メルロー、カベルネソーヴィニヨンは定番ワインとして常にワインリストに顔を揃えています。
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「小泉元総理がお飲みになられたクロペガス シャルドネ」

「In Red」 モデル/久保田友紀さん@ワイン蔵●TOKYO

4月7日に発売された女性ファッション誌「In Red」に、ワイン蔵●TOKYOが紹介されました。女性ファッション誌は読まないので知りませんでしたが、女性誌の中では2番目に売れているそうです。1番はなんでしょうか・・・?
発売までは公表してはいけないのかなとブログに書きませんでしたが、久保田友紀さんとうモデルさんがワインセラーをバックに撮影されていましたが、私もその美しさにメロメロになってしまいました。せっかくご来店いただいたので、カリフォルニアのメロメロメルロー、ダックホーン‘06をお出ししました。
久保田友紀さんですが、とても日本人には思えぬお顔立ちで、最近のモデルさんはえらい細くて綺麗なんだな~というのが私の印象でした。親父になったな~と感じた瞬間でもありました。
久保田友紀さんオフィシャル

HP http://ameblo.jp/kubotayuki/ ワイン蔵TOKYOのブログ

(写真)撮影の合間、私と見つめ合っている写真を撮ってください!と無理無理お願いをし、密かにこの写真が雑誌に載るのではと期待した私が馬鹿でした。

片岡鶴太郎展@日本橋三越本店

2005年度のワインスペクテイター誌年間TOP100で【第1位】に輝いた、ジョセフ・フェルプス“インシグニア”を生み出した醸造家、「ウォルター・シュグ氏」、タレント、俳優、プロボクサー、画家としてご活躍の「片岡鶴太郎氏」、「ワイン蔵●TOKYO」によるオリジナルコラボレーションワインが誕生し、この度、日本橋三越本店で行われている「片岡鶴太郎展」で初のお披露目となりました。
毎日3,000人以上の方々が足を運んでくださっており、私も鶴太郎さんのコレクターグッズ販売売場でオリジナルワインの販売をしております。ワインの販売をしながら、三越さんの裏舞台を拝見しておりますが、接客業というものについて、非常に勉強になる数日を過ごさせていただいています。
来週19日(月曜日)までの開催で、オリジナルワイン限定138本、当会場のみの販売となりますので、お時間があれば是非、足を運んでください。
個展会場にもオリジナルワインが展示されています。鶴太郎さんのお作りになられた伊万里焼のワインクーラーにそっと置かれております。是非是非、ご覧ください。

 

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葡萄の樹を植えました。

ナパヴァレーやソノマに足を運ぶと、「いつかこんなワイナリーを持てたらいいな~」と現実味のない夢をつい描いてしまう。カリフォルニアの青い空の下で、ワインを片手に観光気分で一面に広がる葡萄畑を前にすれば、誰もがきっとそう思うだろう。

 

ソノマで活躍する日本人、私市(キサイチ)さんは知る人ぞ知るMABOROSHI(幻)WINERYのオーナーでフランスのラ・ターシュとの出会いがワイン醸造家への道へとかきたてた。今月初旬に来日し、私の店にも顔を出してくださった。

 

金曜日ということで、予約で満席状態であったため、私市さんの来店を告知することができず、お客様からしてみれば、突然の来店に驚かれた人も少なくなかった。

 

私市さんの醸造家としての道のりは過酷そのもので、それはワイン蔵とて同じだが、私が葡萄畑を前にしたみた夢は、おそらく私市さんのみならず、醸造家の人達から鼻で笑われてしまうだろう。私はワインを口に含む時、必ず、このワインはどんな道のりを辿ってきたのかを想像する。

それを伝えることは困難だが、道のりがどんなに過酷であろうと、自分の道のりがワインに表現できるのなら、やはり夢は持ち続けていたいと思う。 昨日、自宅に葡萄の樹を植えた。 MABOROSHI WINERYのクローンで、私市さんから「挿し木にしてみてください」と頂いたもの。

ワインを飲んで勉強するだけではなく、自らの手で葡萄を育てることで、何かを感じてほしいとの私市さんのメッセージが込められたものなのかもしれない。我が家でフィロキセラが発生したらどうしよう・・・。来年の秋、房を垂らした葡萄の前でにっこりと笑う私の姿に期待してください。

写真:自宅に植えたMABOROSHI WINERYのクローン(ピノノワール)

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片岡鶴太郎さんとワイン蔵TOKYO

2008年10月 日本国際ワイン文化協会主催でカリフォルニアワインと共にお食事を楽しむという会がありました。総勢150人の皆様の前で一言だけお話させていただいた中に、片岡鶴太郎さんが私の話に耳を傾けてくださっていました。

ワインもなんとか好評だったようで、皆、ほろ酔いになってきた頃、鶴太郎さんと直接お話できるタイミングがありました。新橋でカリフォルニア専門のワインバーを営んでいることをお伝えすると、「今度必ずお店にお伺いしますから!」と固い握手をしてくださいました。タレント、プロボクサー、俳優、画家としてマルチな才能を持つ鶴太郎さんの第一印象は、「誠実」でした。

会が終わり、電車で店に戻った時に事、私は目を疑いました。さっきまで同じ場所にいた鶴太郎さんがカウンター越しに座っていて、にっこりと微笑みながら「中川さ~ん」と手を振っていたのです。目が点になっている私を見て、鶴太郎さんは「今度伺いますからって言ったじゃないですか」って。これ以上、鶴太郎さんのことを語らなくても、この事だけで「片岡鶴太郎さん」という人物像をイメージしていただけると思います。
私がはじめて口にしたカリフォルニアの白ワインは「KISTLER」のシャルドネでした。ヴィンテージは覚えていませんが、今でもその時の味わいが舌に残っています。口にふくんだその時の衝撃からカリフォルニアワインに魅了され、今日があります。
そんなカリフォルニアワインを通じて出会った鶴太郎さん。これも何かのご縁と心に刻んだ一昨年の出来事でした。

(写真)、昨年、片岡鶴太郎さんご来店時に書いていただいた私の似顔絵です。

ワイン蔵●TOKYO

2007年7月3日にワイン蔵TOKYOがオープンして2年半、カリフォルニア専門のワインバーとして新橋に店舗を構え、カリフォルニアワインの普及・布教活動もお陰様で少しずつ広がりを見せ始めてきました。

カリフォルニアワインの普及の為、年数回の講演活動に加え、昨年は店を1週間閉めてスタッフ全員でナパヴァレー研修なども行いました。現場主義を貫き、毎日店に立つことで分かったことは、着実にカリフォルニアワインの愛好家が増えていること。2ちゃんねる、ミクシィー、そして今ではツイッターでもカリフォルニアワインの話が出るようになりました。

昨年はナパヴァレーを舞台とした映画「サイドウェイズ」も話題となりました。今年もボジョレー解禁というニュースが流れ、カウントダウンと共に今年の出来はどうだったとか語られる祝い事が、いつの日か、今年のカリフォルニアワインの出来はどうだと口にする新橋のサラリーマンがブラウン管(液晶かな)に映しだされる日がくることを強く願っています。

ワイン蔵TOKYOはカリフォルニアワインの情報発信基地と勝手に位置付けています。フランスワインにはフランスの良さがあり、イタリアワインにはイタリアの良さがあり、ニューワールドと言われたカリフォルニアワインにもカリフォルニアの良さがあります。まだまだ出来たての若いお店ですが、カリフォルニアワインの魅力をこのブログを通じてお伝えできればと考えています。

今後ともワイン蔵●TOKYOをよろしくお願い致します。
オーナー 中川