フレッシュなブラックベリーやマルベリーにスパイスやブリオッシュ、ローストしたナッツのアロマが感じられます。
絹の様な滑らかさや、しっかりとした酸味が口に広がります。
複雑味とエキゾティックなフレーヴァーが口に含んだ瞬間もその後も長く続きます。
クロ・ペガス・ワイナリー
出版業界で成功を収めたオーナーが日本人の妻と始めたワイナリーです。
樽の強いフレーヴァーや高いアルコール、凝縮しすぎたフレーヴァーを避け、フードフレンドリーで十分な果実味がありながらもエレガントな「クロペガス・スタイル」のワイン造りを実践しています。
妻の名前を付けた「Mitsuko’s Vineyard」シリーズはカーネロスのブドウの個性を上手に表現したエレガントなワインです。フラッグシップワインの「オマージュ」を始め全てのワインが450エーカーある自社畑のブドウから生産されています。
オーナーのコレクションである現代アートがワイナリーの至る所に展示され、ギャラリーのようなワイナリーです。
【このワインについて】
冷涼なカーネロス地区に位置しているミツコズ・ヴィンヤードは何年かかけてこの土地がピノ・ノワールに最適な土地である事を証明しました。
クロペガスは1989年に裸の土地を買って以来、植樹を繰り返しその土地の持っているポテンシャルを最大限に引き出そうと努力してきました。
現在も続いている改良の一つとして、1994年からクローン違いの試験栽培を行っています。
その結果ミツコズ・ヴィンヤードのピノ・ノワールに複雑味とフィネスを与えています。
最も重要なクローンはディジョン大学のクローンセレクション(777, 828, 115, 667)ですが、北カリフォルニアで10年に渡ってよい結果を出している伝統的なフィールド・セレクション・クローンのポマールやスワンも植えています。