クラッシックなブルゴーニュ・タイプの樽醗酵熟成した味わいに仕上がり、ソノマ・コーストの冷た い海の影響を感じさせる綺麗な酸と、土壌に起因する石を思わせるミネラル感が生き生きと現れている。 白桃、濡れた石のような固い鉱物的なミネラル感、柑橘系のフレッシュさ、秀逸な酸がきっちりと芯に通り、 口当たりはマイルドでクリーミー、旨味・塩味を感じさせる長い余韻。
キュヴェ・ナンバー・ファイブとは:
アペラシオン・ワインとして造り始めたピノ・ノワール/ラシアン・リヴァー・ヴァ レーをキュヴェ・ナンバー・ワンとして、3 番目に造ったワインであるが、「シャネル No.5」のように輝いてほしいと命名。
初リリースは 2017VTG、2018VTG は 2 年目になる。ヴィンテージ毎の特徴をつかみ、使う区画をセレクトする。 広大な ソノマの 16 の AVA の中でも 特に特徴が 際立つ 「ソノマ・コースト 」 冷たい海 の影響 を 受けた濃 い霧 、塩 味 が 乗った 風に吹かれ、 秀逸な 酸が落ちないエレガントさ 、複雑な 海洋性土壌に 起因する緊張感 を 持 った 硬さ・ミネラル感、 日中の強い日差し から 十分に 熟した力強い果実 、 ソノマ・コースト の 海岸の曲がりく ねった 道を 運転し 、 ふと霧が晴れた 時の素晴らしい風景を 思い起こすような生き生きとした 輝きを キャプチ ャー (写 し 取 る)したシャルドネ を 造りたく、 特徴 ある 数か所 の 冷たい 霧が 流れ込む地区の 畑 からの 葡萄 を セ レクト している。 ヴィンテージにより変わるが、 セパストポル・ヒルズ 、 グリーン・ヴァレー 、 ペタルマ・ギャップ 、 フォート・ロスシーヴュー 他 の区画を使う 2018 年は ペタルマ・ギャップ と フォート ロス・シーヴュー の 二つの区画 から 。 土壌 は ゴールドリッジ(昔の海底の砂 堆積土壌 で非常 に 水 はけが 良く葡萄が根を 深く 伸ばす)。