とてもきれいなチェリー、ラズベリーの芳香を放ち、ほのかな花の香りやミネラル、ベーキング・スパイス、トーストしたバニラのアロマがあります。口当たりは、ジューシーで、赤い果実が存在感を出し、ピノ・ノワール特有のビロードのようになめらかでまとわりつくタンニンが感じられます。余韻には優雅な酸味が残り、もう一口飲みたくなるようなワインです。
畑: グラトン・ヴィンヤード(Graton Vineyard)- グリーン・ヴァレーAVA(Green Valley AVA) アンバー・リッジ・ヴィンヤード(Amber Ridge Vineyard)- ミドル・リーチ上部 (Middler Reach) マンザナ・ヴィンヤード(Manzana Vineyard)- グリーン・ヴァレーAVA(Green Valley AVA) レ・ポミエールは、昔、ロシアン・リヴァー・ヴァレーによく見られたリンゴの果樹園に由来します。 ヴィンヤード このレ・ポミエールに使われるブドウの大半はグラトン・ヴィンヤードとアンバー・リッジから収穫されます。残りは、マンザナ・ヴィンヤードのブドウで造られます。
フレンチオーク
(50%新樽、50%使用済樽)
■オンルート概要
オンルートは2007年にファー・ニエンテのパートナー達により立ち上げられたワイナリーです。ファー・ニエンテはカベルネとシャルドネだけを造るワイナリーですが、ピノ好きな彼らは1980年代からブルゴーニュを訪ねてピノ・ノワール造りを夢見ていました。Nickel & Nickelの単一畑のプロジェクトが始まり、ロシアン・リヴァー・ヴァレーを訪ねる機会に恵まれ、ついに彼らの夢が現実となりました。2009年に初ヴィンテージ2007がリリースされ、それ以降ロシアン・リヴァーにある3つの畑のブドウからは複雑味のあるデリケートなピノを造り続けています。「EnRoute」とは「〜へ行く途上で」と言う意味で、ピノ造りへの旅に出たパートナー全員の決意を表しています。