アロマはホールの黒胡椒と赤いチェリーがあり、余韻にはすっきりとした酸味と完熟したタンニンが感じられます。
例年よりもクラシックで直球なスタイルですが、とても深い味わいと骨格があるワインです。
【フェイラ・ワインズ】
エーレン・ジョーダンは、ナパ・ヴァレーのジョーセフ・フェルプスでワインの醸造に携わった後、北ローヌの醸造コンサルタント、ジャン・リュック・コロンボに師事してワイン造りを学びました。
1998年、ナパ・ヴァレーに戻り、自身のブランド「フェイラ・ジョーダン」を設立、3年後にワイナリー名を現在の「フェイラ・ワインズ」に改名します。
2013年には、同時進行で18年間ワインメーカーとして従事したターリー・ワイン・セラーズを辞め、自身のワイナリーの運営に専念する決心をします。
フェイラでは、フォート・ロス-シーヴューAVA内のカザデロにある自社畑の他、ノース・コーストのトップグロワーからブドウを購入して単一畑ワインを造っています。
2015年現在、カリフォルニアにおいて優れたバランスを持つシャルドネとピノ・ノワールを探求する組織「In Pursuit of Balance」のメンバーでもあり、高品質ワインを造ることに定評があります。
【このワインについて】
フェイラのキーファー・ランチは隣接している二つのゴールドリッジ・シリーズの区画から収穫されます。
フェイラはキーファー・ランチのピノ・ノワールがまだ無名だった1999年からのサポーターです。
夜明けから昼前まで濃い霧がかかるこの畑からは、とてもバランスが良く骨格のしっかりとしたブドウが収穫されます。
当時から、フェイラのピノ・ノワールの中ではブルーカラー的な存在で、毎年高い品質と頼れる安定感が売りのブドウで、ピュアな果実味と繊細さが感じられるワインに仕上がります。
一次発酵: 100% 除梗、天然酵母を使用
二次発酵: 自然
【熟成】
フレンチオーク樽
=> 30% 新樽
=> 30% 2年目の使用済樽
=> 40% 3年目の使用済樽
シュール・リーにて11ヶ月間