マウント・エデンの新しいプロジェクト ”ドメーヌ・エデン” 。サンタ・クルーズ・マウンテンの魅力をリ-ズナブルに。
きれいなルビー色、複雑でアーシーな赤い果実と林床のアロマがあり、味わいにはチェリーと繊細なオークのニュアンスがあります。程よいタンニン、新鮮で活力ある酸があり、奥底に力を持ちながらも非常にエレガントなワインです。ヴィンテージから10年の熟成が可能です。
畑と土壌:
ドメーヌ・エデンはロス・ガトス・クレイ・ローム土壌で、クローンはディジョンの777, 667 と 828という組み合わせで、畑は北向きです。環境保全型農法とドライ・ファーミングを用いて低収量を実践しています。
ほんの2キロ先にあるマウント・エデンの畑はフランシスカン・シェール土壌で、クローンはカレラとスワンです。この違いにより、マウント・エデンは飲み頃になるまでに時間を要し、土壌由来のミネラル感が顕著であるのに対して、ドメーヌ・エデンはより果実味が前面に出て、リリースしたてから飲みやすいワインです。
発酵と熟成:
マウント・エデン・ヴィンヤーズと同様の手法を取り、第一次、第二次とも自然酵母での発酵、ブルゴーニュ・スタイルの数年使いの樽を使用して11ヶ月熟成後、清澄、濾過をせず、瓶詰めしています。自然酵母のみ使用して清澄、濾過しないというのは非常にリスキーでありますが、成功すれば素晴らしい結果を手にすることができます。
収穫:
昨年とほぼ同じ8月17日に開始し、2週間遅い9月16日に完了しました。