キャサリン・ホール カベルネ・ソーヴィニョ
ンは、暖かく優しいが魅力的なワインです。光沢がある深いガーネット色で、アロマにはスモモ、ココアパウダー、乾燥させたバラの花びら、砂ぼこり、土壌、ドライセージが感じられます。ふくよかで甘みを感じるタンニンと黒果実が余韻にあり、パワフル且つ鮮明な印象を口の中に残します。長期熟成に耐えられる、完成度がとても高いワインです。
ホールで造られるワインの最高傑作が、この
キャサリン・ホールです。毎年、自慢の自社畑「Sacrashe」のブドウが構成のメインとして使われます。サクラシェイにブドウには舌を包むような複雑味と味わい深さがあり、土壌やカシスのアロマと共に凝縮されたタンニンが感じられます。ここに、他の畑(主に山岳地帯)のブドウをブレンドすることで、ワインのバランスが良くなり、シンメトリカルでエレガントな印象を与えます。そして、ここに果実味と美しさを兼ね備えたブドウをブレンドすることで、このフラッグシップワインの特徴とも言える、豪華で、どこか色っぽいワインに仕上がります。
春は季節外れの暖かさに見舞われ、芽吹きと発芽が早まりました。5 月はとても涼しく、受粉がうまくいかなかった影響で花振るいが発生し、結実不良が起こりました。収穫されたブドウを丁寧に選定することで、熟度が基準に満たない房や粒をオプティカル・ソーターにかけて、取り除きました。結果、収量が激減しました。畑で細かい作業を行った成果がワインのクオリティにそのまま繋がっている、