映画監督として有名なフランシス・フォード・コッポラ監督のワイナリー「イングルヌック」。
「ワイン蔵 中川珍道中」です。
「ルビコン」という名前でナパのワイナリーを訪ねられた方の方が多いと思いますが、コッポラ監督の念願であった「イングルヌック」という商標を買い取り、現在は「イングルヌック」として新たなスタートを切りました。
ここだけの話．．．私の好みのワインではなく、コッポラ監督の知名度先行の高級ワインというのが私の印象でした
ナパのワイナリーツアーにも組み込まれている為、多くの日本人がこのワイナリーを訪ねていることから、私と同じように思った方も少なくないと思います。
しかし
これまでの印象を覆すワインに変貌を遂げていました
その背景に、新たなメンバー「シャトーマルゴー」のエステートディレクター及び醸造家である「フィリップ・バスコール氏（写真①）」の招集がありました。
フィリップ・バスコール氏と
カリフォルニアワインのポテンシャルに魅せられ、シャトーマルゴーでの21年間のキャリアを「イングルヌック」に注ぎ込むという彼の思いは、携わって2年目のワインに表現されていました。
知名度先行の高級ワインから、世界と肩を並べるワインへとなる日がすぐ目の前にあると確信してしまったワインに
僕の願いは、世界と肩を並べるワインになっても、値段は上げないでね
ただただそう願うばかりです
そういう意味では実は今が一番お買い得なのかもしれません。
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